10月8日(土) -日目 --:--〜
と言う訳でかなり遅くなってしまいました。
お待たせ致しました…。
今日はとうとうツーリングである。朝3時頃に出発して、行けるところまで下道で行くと言うプランである。
何はともあれ3時に出発して、まずは富山まで抜けて、そこから新潟、山形、秋田…と延々と日本海側を走り抜け、新青森駅前にある東横インを目指す。
荷物はそれなりの量だが、まだバックには余裕が有る程度である。
朝3時となると割と寒めだったがまだ平野部なので、トンネルを抜けると空気が冷えたりとどんどん寒くなっていった。まぁそれなりに着込んでいたので大丈夫だが…。
春のツーリングでは4時過ぎには明るくなっていたが、今日はまだまだ真っ暗である。そんな中グーグルマップの謎案内で変な道を通りつつ結局いつもの道に出たりしながら走っていた。
今日の天気は日本海側に抜けると雨が降るようなので、山を超え切る前に道の駅でバッグにカッパ的なのを掛け、人間もカッパを着た。
道の駅から左折して出る時に遂にやらかしてしまった。
右から車が来ていたのでクラッチを切って惰性でノロノロ進み、通り過ぎたのでGOと進もうと思ったが、2速で粘ったもののエンスト。足は出したもののバイクを支えきれず、左に倒してしまった。
とりあえず焦って起こそうとして引きずり回すと要らない傷を山ほど付けることは目に見えていたので、落ち着くまで少し深呼吸し、起こそうとしたが起こせる気がしなかったので深追いはせず、通りがかりの車に手を上げていると、オバチャンが助けに来てくれた。
もちろんオバチャンに起こしてもらう訳ではなく、ブレーキレバーを握っていてもらうだけである。起こすのに力を使う割合は自分が10割である。
フロントブレーキが掛かっているか掛かっていないかの違いだが、実はこれはかなりの違いで、何とか起こす事ができた。
オバチャンにお礼を言い、その後に被害の確認である。
左ミラー、左上カウル、羽的な部分、クラッチレバー、ステップのフットペグ&チェンジペダル、バーエンド、恐らくサイドスタンドの足で払う棒もである。
今回の転倒で幸いだった事は、走行不能になるダメージは無かった事と、エンジン周りに傷が入らなかった事である。
今回傷が入った部分はサイドスタンドは別に良いとして、どこも自分で変えられる部分である。カウルなどは下手に直して見た目が微妙になるくらいなら買ってしまったほうが良いと思える値段なので交換予定である。
今回は学ぶべき事が沢山ある。
まずは惰性でノロノロ…とするくらいなら、いっその事止まってしまうと言う事。
また、ギアも積極的に1速に入れるか、それでバランスを崩しそうなら早い段階で足を出して止まり、ギアを確実に変えると言う事。
あとは先を急ぐ気持ちも少なからずあったので、気持ちに余裕を持つ事。
簡単に挙げてもこれくらいはある。
今回の事はもの凄く勉強になった。これを元にこれからは倒してしまわない様に気をつけようと思う。
何はともあれまた青森に向けて走り始めた。
走っていると案の定雨が降ってきたが、何とか富山に抜けて8号線を走った。
新潟県に入る頃には雨は止んだ。止んで晴れたのだが、昼過ぎになってもまだ300km程しか走っていない。このペースだとチェックイン時間は愚か、今日中に青森にたどり着く事も困難と思ったので、1時過ぎまで粘ったが、高速に乗った。
乗るとやはり高速。もの凄く速く、快適で、爽快である。
あっという間とは言わないが、圧倒的なスピードでみるみる目的地に近付いていく。
途中で休憩も取りつつ、走りまくった。
途中で北陸自動車道から日本海東北自動車道に変わるのだが、これが青森まで繋がっている訳ではなく、途中でどう足掻いても下道を走る部分もある。
そういった部分はどうしようもないので下道を走り、また高速があれば乗り…を繰り返し、途中でガソリンも入れて、9時過ぎにようやく目的地のホテルに辿り着いた。
東北を走っていて思ったが、車が少ない事もあるだろうが、周りの車のペースが異常な程速かった。まぁ自分も急いでいたのでかなりブッ飛ばしたのだが…。(笑)
そしてホテルだが新青森駅の前の12階の部屋で、新幹線がちょくちょく来ていた。駅はかなり綺麗である。
その後はウェアを脱ぎ、とりあえずコンビニでご飯を買い部屋で食べた。
因みに外に出るとかなり寒かった。やはり東北である。
明日からの予定だが、大間崎と竜飛崎に行こうと思ったが、明後日の天気がかなり悪そうなので、帰ることにする。
なのでR25さんをしっかり直し、今度は立ちゴケ傷無い状態でリベンジである。
まとめ
超距離ツーリング。立ちゴケ。学ぶべき事。雨。高速。周りのペース。寒さ。新幹線駅。予定変更。
今日の一言
タチゴケ